新型コロナウイルスの影響により、FW岡崎慎司(33)の「飛行が停止された」とウエスカの地元紙エラルド電子版が14日に伝えている。

岡崎は現在、チームで最も好調な選手になっており、リーグ戦が中断されるまでのここ1カ月間は特に4ゴールを記録してチームの攻撃の中心になっていた。

また、今週末はスペインデビューを飾る予定だったにもかかわらず、経済面に問題があり選手登録できなかった「古巣」マラガとの特別な一戦を迎えるところだった。

マラガでのプレーを断念せざるを得なかった岡崎はその後、9月5日にウエスカへ移籍。入団発表ではスタジアムに2000人も集め、クラブ史上最もメディアの注目を受ける選手となり、ここまで2部リーグで26試合(先発19試合)、1815分間出場している。

その間に通算8ゴールを決めてチーム得点王になり、入団当初に取材エリアで口にしていた今シーズンの目標に掲げている10ゴールまであと2ゴールに迫っている。しかし新型コロナウイルスの影響により、ここ4試合で4ゴールという素晴らしい流れにストップがかかることになったのである。

(高橋智行通信員)