ベルギー1部・ワースランドベベレンMF小林祐希(27)が9日、インスタグラムで親交が深いジュビロ磐田MF山田大記(32)とライブ対談を行った。小林は8日に、世代別代表などでプレーしたガンバ大阪FW宇佐美貴史とインスタグラムのライブシステムを使用し対談していた。小林は「サッカーができない期間中(サポーターへ)できることとして(インスタライブは)いいなと。思い立ったら行動しようと、一番最初に思い浮かんだのが(山田)大記くん」と、今回のSNSを使用したライブ開催の経緯を説明した。

小林は現在、日本に帰国し実家で自宅待機をしていることを明かし「何もできずに家にいる。まじ、きつい!」と近況を語った。ベルギーでも3月中旬にリーグが中断してから、自宅待機が続いており「走るトレーニングをして、家に帰ってやることないから、本読むかピアノ練習するかしていた」と話すと、山田が、小林の意外な趣味に驚く一幕も。磐田時代、2人は2部練習の合間に一緒にカフェで過ごすなど親交を深めていたという。山田がドイツ2部・カールスルーエSCに移籍が決まった際、小林が送別会で号泣したエピソードを披露するなど、思い出話に花を咲かせた。

新型コロナウイルスの影響で東京、大阪など7都府県で緊急事態宣言が発令され、対象地域のクラブは活動を休止している。磐田は現在、トレーニングは行われており、小林が「練習に行きたいな…」と、古巣の練習場に思いをはせた。約50分にわたりトークを繰り広げ、インスタライブには約1000人が視聴。小林は「ちょっとはサッカーロスの方々が楽しむ時間がつくれたかな」と締めくくった。