ブレーメンのFW大迫勇也は敵地のフライブルク戦に1点リードの後半18分から出場し、降格圏の17位に低迷するチームは1-0で逃げ切って8試合ぶりの勝利を挙げた。

ブレーメンが4カ月ぶりに勝ち点3を手にした。大迫は1-0の後半18分から久々にセンターFWで出場し、前線で精力的に動き回って勝利に貢献した。コーフェルト監督は「最後の15分間の(チーム全員の)努力と情熱で勝利を収めることができた」と久しぶりの勝ち点3を喜んだ。

39%というボール保持率が示すようにチャンスは少なかったが、大迫は球際で戦い、相手を追い回すような守備を見せるなど献身的に動いた。試合終了間際には相手にゴールネットを揺らされたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でオフサイドとなり、白星は手放さずに済んだ。

チームは2部降格圏の17位に低迷するが、コーフェルト監督は「これからも勝ち点を積み重ねられる力があると確信している」と、残り8試合での巻き返しを期した。