バルセロナがフランス代表DFサミュエル・ウムティティ(26)に対し、来季戦力外であることをすでに告げたとスペイン紙スポルト電子版が23日に報じている。

バルセロナは来季に向けてセンターバックの変更が必要と考えており、最初の決断としてウムティティを来季のメンバーに含まないことを確定したとのこと。

その理由として、ウムティティがクラブの期待に応えるようなパフォーマンスを見せられていないことが挙げられている。

クラブはすでにその旨を本人に伝えているため、この後、移籍先を探すことになる。しかし両者とも今夏は新型コロナウイルスの影響を大きく受け、特殊な移籍市場になることを認識しているため、ベストの選択肢が期限付き移籍であることで同意している。

現在考えられるオプションを検討した場合、フィジカル面に慢性的な問題を抱えるウムティティにとって、他のビッグリーグに比べダイナミックなプレーが少ないとされるイタリア行きが有力候補になっており、ナポリなどの名前が挙がっている。(高橋智行通信員)