香川真司が所属するスペイン2部サラゴサでエースのコロンビア人FWルイス・スアレスが、昇格プレーオフ準決勝エルチェ戦に出場できないと、1日のスペイン紙マルカが報じた。期限付き移籍元のワトフォードが契約期間の延長を認めないと通達してきたと、サラゴサのラペトラ会長がクラブの公式サイトで伝えているという。

同会長はルイス・スアレス本人は今季終了までのプレーを希望していると明かすが、同様に契約延長していないエル・ヤミク、ペレイラとともに8月5日でチームを去ることに。それ以外の選手は全員、最低でも今季終了まで、つまり現時点で日程が決まっていない1部昇格プレーオフ終了まではサラゴサでプレーすることになっている。

ルイス・スアレスは今季の2部リーグで38試合に出場し、19得点4アシスト。チーム内得点ランクでは、5得点で2位のグティ、ハビ・ロス、リナレスを大きく引き離してトップだった。エースの途中離脱は8季ぶりの1部復帰を目指すチームにとって大きな痛手となりそうだ。(高橋智行通信員)