欧州CL決勝

パリ・サンジェルマン(フランス)-バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

◆キックオフ 23日午後9時(日本時間24日午前4時)

◆会場 エスタディオ・ダ・ルス(リスボン)

◆放送 DAZNで生配信

 

さあ、頂上決戦だ-。

欧州チャンピオンズリーグ(CL)は23日(日本時間24日午前4時)、パリ・サンジェルマン(フランス)-バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の決勝がポルトガルのリスボンで行われる。

初Vを目指すPSGと、7季ぶり6度目の優勝を狙うバイエルンという屈指の好カード。コロナ禍で、大幅にずれ込んだ欧州王者を決める大一番となる。

PSGは初めて決勝まで勝ち上がった。ネイマール、エムバペ、ディマリアは圧倒的な個の力を有す。フランス勢ではデサイーやデシャンのいた92-93年シーズンのマルセイユ以来、2チーム目の欧州制覇を狙う。

20日付のスペイン紙アスによるとPSGは、カタールの投資会社が11年にクラブを買収して以降、現在まで移籍市場で大物を中心に計47人を獲得。何と12億5550万ユーロ(約1569億3750万円)もの膨大な資金を費やしたと、指摘している。

記録的な大金を投入してきたPSGに対し、バイエルンは、準々決勝でバルセロナ(スペイン)を8-2で粉砕するなど、今大会10試合で計42ゴールを量産、記録的な攻撃力で決勝まで勝ち上がった。

準決勝までの猛攻をデータで振り返ると、驚きの数字が並ぶ。

(1)CL最多タイ10戦全勝(2)計42得点はバルサの1大会最多45点にあと3点(3)レバンドフスキは出場9試合連続で15得点。1大会15点以上はC・ロナウド(現ユベントス)に次ぎ2人目。

過去の欧州CLでの対戦成績はPSGが5勝3敗とリードしている。

ともに今季は国内リーグとカップ戦を制しており、PSGは「5冠」、バイエルンは同じく「3冠」が懸かる。