イングライド代表のMFフィル・フォーデン(20=マンチェスター・シティー)、FWメイソン・グリーンウッド(18=マンチェスター・ユナイテッド)の2人が、宿泊ホテルに美女を呼び込むスキャンダルを起こし、ガイドライン違反として罰金処分&強制送還を余儀なくされた。7日、英メディアのスカイスポーツなどが報じた。

2人は欧州ネーションズリーグのイングランド代表に選出。6日アイスランド戦でフル代表デビューし、1-0の勝利に貢献した。その数時間後、チームとは別のホテルを予約し、アイスランド人モデルで19年の同国ミスユニバースファイナリストのナディア・グンナルス・ドッティルさん(20)、彼女のいとこのララクラウセンさん(19)をひそかに呼んだ。一緒にいる動画がSNSで投稿されて発覚した。女性2人はホテルで数時間過ごし、朝食の前に出発したとみられる。

アイスランド警察当局によると、身柄を拘束されて事情聴取された2選手は新型コロナウイルスのガイドライン違反となり、1360ポンド(約18万4960円)の罰金を科された。イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督(50)は「残念なことに若い2選手がガイドラインを違反した。彼らは英国に戻る必要がある。ただしチームホテルでは何も起こっていない」と落胆しながら状況を説明。フォーデン、グリーンウッドともに英国に強制送還された。

フォーデンはSNSを通じ「サウスゲート監督、代表の選手、スタッフ、サポーター、所属クラブと家族に謝りたい。私はガイドラインを違反した。代表としてデンマークと戦う機会を逃して痛い。この誤りを貴重な教訓とし、チームの幸運を祈ります」と謝罪した。なおイングランド代表は予定通り、8日のデンマーク戦に臨む見通し。