バルセロナが、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(33)の移籍金0でのアトレチコ・マドリード移籍を認めないと、スペインのラジオ局「オンダ・セロ」が21日に報じている。

スアレスは既にAマドリードと移籍合意に達しているが、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が、直接のライバルに無料で手渡すことを反対しているという。

スアレスは新監督に就任したロナルド・クーマン氏に戦力外通告を受けているものの、契約が来年まで残るため、Aマドリードに移籍できない場合は今季このままバルセロナにとどまる可能性があるという。

一方、Aマドリードはスアレスを獲得できない場合、代わりにパリ・サンジェルマンとの契約が今年の6月30日で切れているウルグアイ代表FWエディルソン・カバニとの契約を考えているという。

また新たなFWを獲得するため、アルバロ・モラタを古巣のユベントスに期限付き移籍させる予定となっている。期限付き移籍の手数料は1300万ユーロ(約16億2500万円)になるという。(高橋智行通信員)