18年サッカー・ワールドカップ(W杯)を制しているフランス代表FWオリビエ・ジルー(34=チェルシー)が代表100試合出場を飾り、2得点を挙げて通算42得点をマーク。ミシェル・プラティニ(1976-87年で72試合出場)の41得点を上回り、同国史上2位になった。1位はティエリ・アンリ(1997-2010年)で123試合に出場し、51得点。

ジルーは1-0とリードした前半24分、ゴール中央から左ミドルシュートを鮮やかに決め、その10分後にも味方シュートを相手GKがはじいたこぼれ球をダイビングヘッドで押し込んだ。

試合後、フランスのテレビ局TF1のインタビューに「100試合に到達して、とても誇らしい気分だ。それも10代の頃に憧れていたシェフチェンコさん(ウクライナ代表監督)の前で達成したことが、うれしくて仕方ない」と喜びを語った。

試合は17歳のMFカマビンガ(レンヌ)がゴールを背にしながら技ありのオーバーヘッドのループシュートで代表初ゴールを決め、終盤にFWエムバペ、FWグリーズマンが追加点を奪うなどしてフランスが7-1で快勝した。