アヤックスが13発大勝という「モンスタースコア」で歴史的勝利を飾った。

地元メディアによると、オランダ1部リーグで最多得点だという。チームは計45本ものシュートを記録(枠内は23本)。前半12分、MFエケレンカップの先制ゴールを皮切りに、19歳のFWトラオレが計5ゴールを挙げる活躍だった。後半7分に相手選手の退場で数的優位となったが、攻撃の手を緩めることはなかった。

13-0の勝利は、1972年5月、アヤックスが12-1でフィテッセを上回るオランダ1部リーグの最多得点。10得点以上のゴールが生まれたのは2010年10月24日、PSVアイントホーフェンが10-0でフェイエノールトを下して以来だという。また過去にアヤックスは84-85年UEFA杯で14-0でレッド・ボーイズ・ディフェルダンジュ(ルクセンブルク)を撃破した記録が残っている。

アヤックスのオランダ代表DFブリントは「我々のグループには一定の熱意があった。すべてのゴールを決めた後、自分たちがどれだけ貪欲だったかを見ることができた。相手にとっては面白くないだろうが、気の毒とは思わない」と言えば、デンハーグ監督は「結果は例外的かもしれないが、すべての大会で起こることだ」と淡々と試合を振り返った。