ブラジル4部パルマスの選手4人とメイラ会長が24日、飛行機事故で死亡した。4選手は新型コロナウイルスの検査で陽性とされた後、隔離期間の終了が間近に迫り、チーム全体に合流するためにプライベートジェットで移動していたという。

飛行機はブラジル・トカンティンス州北部の空港から、約800キロ離れたゴイアニアに向かう予定だったが、離陸中に滑走路の端に墜落。パイロットも死亡した。墜落原因は現時点では不明だという。ブラジル協会は選手の家族や関係者に向けて哀悼の意を表した。

ブラジルでは、16年にシャペコエンセの選手19人が飛行機事故で死亡。シャペコエンセは「不幸にも、我々はこの心痛の瞬間がどのようなものか分かっている。今後同じ痛みを感じるチームがでないことを祈っている。この痛みは1人では乗り越えられない」などと声明を発表。

また国際サッカー連盟(FIFA)もパイロット、会長を合わせた6人へ向け「犠牲者とその家族の方々へ、お悔やみ申し上げます」と公式ツイッターに記した。