現在、ウェールズ代表に参加しているトットナムFWガレス・ベール(31)が23日、ワールドカップ(W杯)欧州予選初戦ベルギー戦を翌日に控えて記者会見に出席、来季の去就について語ったもようを、スペイン紙マルカ電子版が伝えている。

レアル・マドリードからの期限付き移籍で所属するトットナムとベールの契約期間は1年間。現在、素晴らしいパフォーマンスを披露し、今夏以降の去就が注目される中、ウェールズ代表FWが口を開いた。

「トットナムに来た主な理由は試合に出場し、ベストコンディションで欧州選手権に臨むことだったし、当初のプランはトットナムで1年だけプレーし、欧州選手権後にRマドリードへ戻るというものだった。なぜなら僕にはまだ契約が1年間残っているからね」と期限付き移籍の理由を説明。続けて、「正直に話すと、計画していた通り、僕はRマドリードに戻ることを考えている」と、今夏のRマドリード復帰を強調している。

この発言を受け、マルカ紙が公式サイトでベールに関するアンケートを実施(※回答数は途中経過)。「ベールにRマドリードに復帰してほしいか?」という問いに対して「はい」が24%、「いいえ」が63%、「どちらでも構わない」が13%という結果になった(回答約1万7000人)。

「ベールがまだRマドリードに貢献できるものを持っているか?」という質問に対しては、「はい。ベールはまだトッププレーヤーであり数多くのゴールを決められる」という回答を選択した人が26%、「いいえ。ベールのRマドリードでのサイクルはすでに終わっており、問題のみ引き起こすことになる」を選択した人が74%(回答約15000人)と、ベール復帰についてネガティブな声が多数挙がっている。(高橋智行通信員)