レアル・マドリードのファンが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦チェルシー戦後のエデン・アザール(30)の態度に怒りを示した。

19年にチェルシーからRマドリードへ移籍したアザールは、この試合で移籍後初めてチェルシーの本拠地スタンフォードブリッジに戻ってきた。試合は0-2で、自身も良いところなく完敗。準決勝敗退となったが、元チームメートとの再会に気を良くしたアザールは、試合後も相手のズマやアスピリクエタらと談笑。これがRマドリードファンの不評を買った。

SNSには「アザールは自分がどちらのチームなのか分かっていないんだろう」「Rマドリードとチームメートへのリスペクトの欠如」「アザールはチェルシーのためにプレーした」などと批判が殺到。スペイン紙マルカ電子版も「敗退後のアザールの笑いが、レアルサポーターを激怒させた」という記事を掲載した。

けが続きのアザールは昨季国内リーグで16試合1ゴール。今季も現時点で11試合2得点と期待を大きく裏切っている。そんな中での空気を読めないアザールの態度は、ファンにさらなる失望を与えたようだ。