マンチェスター・シティーの2季ぶり7度目の優勝(92年プレミア創設以前の1部リーグ含め)が決まった。

過密日程で先発メンバーをがらりと変えた2位マンチェスター・ユナイテッドがホームでレスターに1-2で競り負けたため、試合のなかった首位マンチェスターCとマンUの勝ち点差は10のまま。残り3試合で逆転する可能性は消滅した。

マンチェスターCのジョゼップ・グアルディオラ監督(50)は声明を発表。

「この優勝はこれまでで最も難しいものだった。どうやって勝ったか、いつまでも覚えているだろう。この選手たちの監督でいることがとても誇らしい。すべての制限や困難の中でシーズンを戦い抜いた彼らはスペシャルな選手たちだ。日々の安定した戦いぶりは特筆すべきもので、手を緩めることはなかった。1日1日、勝利に向かって突き進み、より良いチームになろうと努力した」

「スタッフたちも、選手が完璧な状態で試合に臨めるように、休みなく働いてくれた。アカデミーの関係者や、在宅勤務をしていた職員まで、クラブのすべての人間がこの勝利のために貢献してくれた」

「いつもプレミアリーグが我々にとって一番重要だと言っている。3日ごとに、ライバルたちとホーム、アウェーで戦わなければならない。毎週、最高の状態でなければ勝つことはできない。プレミアリーグを制することは、とても大きな成功なんだ」

「すべてのファンにありがとうと言いたい。今季はファンの声援を聞くことができなかった。でも、どこへ行ってもファンは我々とともに戦い、後押ししてくれていることは分かっていた。とても感謝しているし、彼らなしでは優勝はできなかった。近いうちに一緒にお祝いができることを楽しみにしている。この勝利はすべてのファンと(1月に亡くなったクラブのレジェンド)コリン・ベルと彼の家族のためのものだ」などとコメントした。

マンチェスターCはリーグ杯決勝でトットナムを破っており、これが今季2冠目。欧州チャンピオンズリーグでも決勝に進出しており、29日の決勝でチェルシーを破れば3冠達成となる。