ビリャレアル(スペイン)がPK戦の末にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)を下し、初優勝を果たした。前後半と延長戦を終えて1-1でPK戦に突入。マンUの11人目GKデヘアのキックをGKルリが止めて、勝負をつけた。エメリ監督にとっては、セビリア時代の13-14年からの3連覇に続く同大会4回目の制覇となった。

マンチェスターUは16-17年大会以来4シーズンぶりの優勝を逃した。

これまで無観客試合が続いていたが、この試合は約9000人の観客を入れての開催。マンチェスターUは足首を痛めていたDFマグワイアが先発復帰できず、ベンチスタートとなった。

序盤からマンチェスターUがボールを保持し、攻める時間が長いものの、ビリャレアルがうまく守るという流れが続いた。

そんな中、ビリャレアルが先制。同29分、パレホのFKにジェラール・モレノが右足を合わせてゴールに押し込んだ。

後半になると、1点を追うマンチェスターUがさらに攻勢となり、同10分に左CKを起点に最後はカバニが蹴り込んで追いついた。だが、その後、勝ち越し点がなかなか奪えない。同12分のフェルナンデスのシュートは枠を外れ、同27分にはショーのシュート性のクロスにカバニが頭で合わせたが、相手DFにクリアされた。

1-1のまま、90分間では決着がつかずに、延長戦に突入した。

延長前半はビリャレアルに好機が続いたが、同9分のアルベルト・モレノ、同10分のアルカセルのシュートはいずれも枠を外れた。同後半は両軍とも消耗が激しく、PK戦を見据えた選手交代枠もあった。

PK戦は両軍ともフィールドプレーヤー全員、計20人が成功させる激闘に。先蹴りのビリャレアル11人目となったGKルリも成功させた。そして、マンU11人目のGKデヘアが右側に蹴ったキックをはじいて、勝利が決まった。