ブラジルがペルーに1-0で競り勝ち、2大会連続で決勝に進んだ。

前半35分、ネイマールが左サイドからペナルティーエリアに入り、十分に相手を引きつけてから折り返し、フリーのパケタが合わせてゴールを奪い、これが決勝点となった。

パケタはガブリエルジェズスの出場停止などもあって、先発起用され、2戦連続のゴールとなった。

ブラジルは最近14大会で9度目の決勝進出。10日の決勝では10度目の優勝を目指して、6日(日本時間7日)のアルゼンチン-コロンビア戦の勝者と対戦する。

ネイマールは試合後「アルゼンチンと対戦したいね。多くの友だちがいるから、彼らを応援するよ。そして決勝ではブラジルが勝つ」と、南米の両雄によるガチンコ決戦を望んだ。

また、カゼミロは「今日は後ろの守備がさえていた。みんなが助け合った。タイトルを取るのには必要なことだ」と振り返る。ペルーとは1次リーグでの対戦では4-0と快勝も、この日は相手GKの好守に追加点を奪えず、後半には押し込まれる場面もあったが、しっかり逃げ切った。

前回大会の決勝ではペルーに3-1の勝利も、この時ネイマールは故障で不在だった。そんな背景や地元開催ということもあって、ネイマールの今大会に向けた意気込みも大きいのかもしれない。