スペイン五輪代表が3日、埼玉スタジアムで行われた東京オリンピック(五輪)準決勝で日本と対戦し、延長戦の末1-0で勝利した。スペイン紙マルカは試合翌日の1面で「夢の決勝へ」と見出しをつけ、「延長後半10分のアセンシオのゴールにより、メダル獲得が確実になった」と伝えた。スペインの銅メダル以上が確定したことと、29年ぶり2度目の金メダルまであと1勝に迫ったことを強調している。

同紙は両チームの選手を採点している。出場した33選手の中、最も評価が高かったのは、日本の谷、酒井、吉田、板倉、中山、堂安、久保、林、前田、スペインのパウ・トーレス、エリク・ガルシア、スビメンディ、オヤルサバル、ラファ・ミル、カルロス・ソレール、アセンシオで各2点(最高3点)。両指揮官の采配については、森保監督に1点、デラフエンテ監督に2点をつけている。

 

・日本の選手評価

 

3点

なし

2点

谷、酒井、吉田、板倉、中山、堂安、久保、林、前田

1点

遠藤、田中、旗手、相馬、上田、三好、橋岡

0点

なし

・スペインの選手評価

3点

なし

2点

パウ・トーレス、エリク・ガルシア、スビメンディ、オヤルサバル、ラファ・ミル、カルロス・ソレール、アセンシオ

1点

ウナイ・シモン、ククレリャ、オスカル・ヒル、ミケル・メリーノ、ペドリ、ダニ・オルモ、バジェホ、プアド、モンカヨラ、ミランダ

0点

なし

 

日本とスペインを試合データで比較すると次のようになっている。

ボール支配率31%-69%

シュート数11本-20本

枠内シュート数1本-6本

CK5本-11本

オフサイド4本-2本

パス本数307本-821本

ファール数15回-20回

イエローカード数1枚-6枚

レッドカード数0枚-0枚

 

(高橋智行通信員)