サッカー日本代表MF久保建英(20)が所属するスペイン1部マジョルカのクラブ公式YouTubeで、久保のインタビュー動画が公開された。

久保がスペイン語で話し、日本語のテロップがついたもの。関係者と握手する映像から始まり、2シーズンぶりの古巣復帰となる久保が心境などを語り、合間には練習風景の映像も使われている。

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「マジョルカのことを恋しく思っていた。空港に着いて道路や気候、スタジオ、すべてを見た。チームメートはほぼ全員知っている。新しい選手を含めてほとんど全部。自分のことを新しく加わった選手だとは感じていない」

「ここで多くの人たちが僕のことを望んでくれているってすごく感じた。特にコーチ陣、監督、選手たち。何人かは僕にメッセージをくれ、僕をサポートし信頼してくれているって感じた。彼らからのメッセージを受け取った時ここに来ることを決め、このチームの一員になりたいと思った。ピッチで最大限チームを助け、楽しみたい」

「昨シーズンの試合を見た。2年前に僕がいた時とは違うってことは分かっている。今の方がかなり良い。僕もオリンピックという重要な大会を経験した。選手としてより良くなったと思うし、もっとチームを助け今回は目標達成したい。前回は2部降格というトゲが刺さった。今年僕は目標へ向けて必死にやる」

「オリンピックで僕はとても良く、忘れられない経験をした。僕らは苦しんだけどとても重要なことをした。メディアに言ったんだけど大事なのは結果で、RCDマジョルカでも同じことを考えている。僕がやらなければならないのは目標達成のために最大限チームを助けるということ。10年後、僕がもっと大人になった時に唯一大事なのは結果。目標を果たすため、最大限の手助けをするためにここへ来た」

「ゴールへ向けては僕はより多くのハングリーさがある。最終的にゴール、アシスト、カギになるプレーがチームの助けになる。僕は多くのリズムを掴み、90分に渡って目一杯走ることができる。守備の仕事でサポートすることができるし多くの規律がある。選手として僕はかなり良くなっている」

「前回僕は18歳の少年だった。マノーロ・レイナが僕のことをとても可愛がってくれた。活躍するためにどうプレーするか教えてくれたし、僕の先生だった。彼はとても良い選手だったが、同時に悪巧みもしていた(笑い)。次に彼を見つけた時に僕は彼のことを知らないという形で振る舞うつもり。彼はとても良い人物で誰もがそれを知っている。彼は僕のことを気にかけてくれた。レイナと同様にダニ、ヴァリエント、フェバス、ラゴ、誰もが僕にメッセージをくれた。僕はここにたくさんの友人がいて、自分の家にいるような感覚がある。僕らはこのチームがさらに偉大な存在になるようやって行く」

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最後にカメラ目線で「また君たちに会えて僕はとても幸せ。(本拠地)ソン・モッシュで会いましょう。ビスカ(万歳)マジョルカ!」とファンへのメッセージとガッツポーズで締めくくっている。