レアル・マドリードが、今夏の欧州選手権に参加したマンチェスター・シティー所属のスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(27)に興味を示していると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が23日に報じている。

レギュラーのセンターバックだったセルヒオラモスとラファエル・バランを放出したRマドリードは今夏、フリートランスファーでオーストリア代表DFダビド・アラバと契約を結んだ後、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペに照準を合わせていると報じられている。

しかし同紙は英紙デイリー・メールの情報をもとに、所属クラブでの状況が思わしくないラポルテを獲得候補に挙げていると報じた。ラポルテは、昨季ジョゼップ・グアルディオラ監督がセンターバックにルベン・ディアスとジョン・ストーンズを重用したため、あまり出場機会を与えられず、今季もその状況が続くと予想されている。

マンチェスター・シティーはオファーが届いた場合に耳を傾ける準備があり、移籍金を約7000万ユーロ(約91億円)と高額に見積もっているとのこと。Rマドリードのほか、ユベントスも獲得に興味を持っていると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)