試合開始前にアクシデントがあった。マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(36)が練習中に放ったシュートが、ゴール裏にいた警備員の女性の頭部を直撃。そのまま倒れてしまった。

ロナウドは心配そうに駆け寄り、状態を確認。女性は他の警備員にも付き添われ、数分間そのまま安静にした後、立ち上がって仕事に戻った。ロナウドは女性が大丈夫なことが分かると再び練習を続けた。

痛い思いをした警備員の女性だったが、試合後にはうれしい出来事が待っていた。ロナウドから背番号7のユニホームをプレゼントされたのだ。複数の海外メディアには女性が満面の笑みでユニホームを持っている写真が掲載され「この笑顔が女性が大丈夫だったということを示している」などのキャプションがついた。