インテル・ミラノがボローニャに6-1と快勝し、3勝1分けとした。前半6分にラウタロマルティネスが先制点を奪い、シュクリニアル、バレッラが続き、後半にはベシノ、ジェコ(2得点)がゴールを挙げ、相手の反撃を1点に抑えた。前節サンプドリアに2-2で引き分けどまり、15日の欧州チャンピオンズリーグ初戦レアル・マドリード戦は2-3と競り負けて嫌な流れだっただけに、ショックを振り払う勝利だった。

S・インザーギ監督は「Rマドリード戦の後だったので、この試合は怖かった。懸念材料もあった。だが、幸運なことに立ち上がりからいいアプローチができた」「ボローニャは(それまで)無敗だったので価値がある」などと振り返っている。

昨季11シーズンぶりの優勝に導いたコンテ監督は首脳陣と意見が合わずに去り、所属2シーズンで95試合64得点を挙げたルカクがチェルシーへ移籍したが、今季のインテルは4試合で15得点と、この時点で最多得点という攻撃力を誇る。AP通信では「ルカクやコンテがいなくても、インテルに問題なし」との見出しで伝えている。