バルセロナがスペイン代表FWアンス・ファティ(18)の契約延長で基本合意したことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が19日に報じている。

アンス・ファティの現行の契約は来年6月30日まで。この契約にはバルセロナ側が一方的に2年間延長できる条項が含まれているが、クラブの将来を担う選手に対してバルセロナは強制ではなく友好的に形で契約延長することを望んだため、この権利を行使しなかったとのこと。

2カ月以上にわたる交渉の末、最終的にバルセロナのフットボールディレクターを務めるマテウ・アレマニーとアンス・ファティの代理人ジョルジュ・メンデス氏が18日にポルト(ポルトガル)で実施した会談で、契約延長で基本合意したとのことだ。

同紙は契約期間について、アンス・ファティの家族の要望である2027年6月30日までの5年間延長される予定だと伝えている。

(高橋智行通信員)