バルセロナのMFセルヒオ・ブスケツ(33)が14日、スペインがワールドカップ(W杯)欧州予選第8節でスウェーデンに1-0で勝利した試合に出場し、同国代表の歴代キャップ数ランキングで3位になったとスペインサッカー連盟が伝えた。

ブスケツは引き分け以上の結果で本戦出場が決まる大一番にキャプテンマークを巻いてフル出場してチームに貢献。この試合で133試合目を戦い、バルセロナ新監督に就任したシャビ・エルナンデスに並び3位となり、さらにクラブ史上、最も代表キャップ数の多い選手になった。

スペイン代表の歴代キャップ数でブスケツを上回るのは、現役時代、レアル・マドリードやポルトでプレーしたGKイケル・カシージャス(167試合)、パリ・サンジェルマンに所属するDFセルヒオ・ラモス(180試合)の2人のみである。

ブスケツは2009年の代表デビュー以降、12年以上にわたり活躍し、その通算成績は133試合93勝21分け19敗で、W杯と欧州選手権に各1回優勝している。(高橋智行通信員)