パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに新型コロナウイルスを感染させたと非難されているアルゼンチン人DJのフェル・パラシオ氏(31)が自身の潔白を主張した。ESPN電子版が報じた。

パリSGは2日、メッシら4選手がコロナウイルスの検査で陽性反応を示したと発表した。

メッシはクリスマス休暇を故郷アルゼンチンのロサリオで過ごし、何度かパーティーにも参加。そのうちの1つでパラシオ氏がDJを務めたという。同氏は自身のインスタグラムにメッシとの2ショット写真を投稿していた。

パラシオ氏はメッシが来場したパーティー以前に別のパーティーに赴き、そのパーティーの参加者からコロナ陽性者が出たため、同氏を介してメッシがコロナに感染したのではないかとの臆測が流れた。

パラシオ氏は2日、ビデオメッセージを発表。その中で、SNSに殺害予告や誹謗(ひぼう)中傷コメントが書き込まれていると告白した。「メッシがコロナに感染した原因だとして、僕がツイッターのトレンドにもなった。彼らは僕のことを『殺人者』とまで言うんだ。ウルグアイに行かなければならないので昨日、検査を受けたら陰性だった。僕はコロナには感染していないんだ」と陰性証明書を見せながら、メッシにコロナを感染させてはいないと強調した。

メッシは現在、ロサリオで隔離されており、検査でコロナ陰性になった後、パリに戻るという。