9日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で敗退した、パリ・サンジェルマン(SG)のマウリシオ・ポチェッティーノ監督(50)が今季限りで退任することが決定的になったと、10日付のフランス紙レキップが報じた。

同紙は「クラブと監督の歴史は、9日のスタジアムで決定的な転機となった。2023年6月の契約満了まで、全うしないだろう」とし、ベスト8進出を果たせなかった指揮官の進退問題に発展すると指摘。

スポーティング・ディレクターを務める元ブラジル代表のレオナルド氏(52)に関しても「もし、キリアン・エムバペがパリSGで契約を延長しなければ、幹部から批判があるかもしれない。この敗退後、エムバペは自然と移籍(退団)に向かうだろう」と、強化担当者にも責任が追及される可能性を報じた。(松本愛香通信員)