オランダ代表のルイス・ファンハール監督(70)が28日、マンチェスター・ユナイテッドの次期指揮官候補として名前が挙がっているアヤックスのエリック・テンハグ監督(52)にアドバイスを送った。

自身も14~16年にマンチェスターUを率いた経験を持つファンハール監督は記者会見で「テンハグは素晴らしい監督。それは何度も言っている。素晴らしい監督がマンチェスターUを率いるのはいいことだ。だがマンUは商業的なクラブ。監督としては難しい決断を迫られることがある。監督として、フットボール(を中心に考える)クラブを選ぶべきだ」と話した。

ファンハール監督は14年夏にマンチェスターUの監督に就任した際、プレシーズンの海外ツアーについて批判。クラブがお金を稼ぐことばかりに比重を置き、十分にシーズン前のトレーニングができないと不満を述べていた。

テンハグ監督はアヤックスを2度国内リーグ優勝に導き、2度オランダ杯も制した。マンチェスターUの次期監督候補で、すでにクラブと面接を行ったと報じられている。