首位マンチェスター・シティーを猛追する2位リバプールが4-0でマンチェスター・ユナイテッドに大勝。暫定的に首位に立った。リバプール南野拓実(27)はベンチ外だった。

リバプールは前半5分、高い位置からプレスをかけてくる相手をパスでいなし、一気に縦に速い攻撃を仕掛けた。右サイドを駆け上がったFWサラーが中央へクロス。これをFWディアスが右足で流し込んで先制した。

同22分には中央で細かいパスをつなぎ、最後はFWマネがDF裏に走り込んできたサラーにふわりと浮かしたパス。これを同FWが左足で蹴り込んで2-0とした。

リバプールは後半も攻撃の手を緩めず、23分にはカウンターからマネが左足でゴール。さらに40分には敵陣深くでボールを奪い、サラーがこの日2点目を決めた。

リバプールは先発の3トップ(サラー、ディアス、マネ)が全員得点して圧勝。今季は昨年10月24日の対戦でも5-0で勝利しており、マンチェスターUから2試合で9得点を奪った。それについて聞かれたクロップ監督は「相手に恥をかかせるためにここにいるわけじゃない。自分たちがやるべきプレーをし、試合に勝利した。そういうことだ」

「今日のユナイテッドは難しい状況だったと思う。セントラルMFを欠いてプレーしなければならなかった。マクトミネイは試合には来ていたが、万全の状態じゃなかったのだろう。また試合前から(ロナウドの息子が亡くなったことで)難しい状況だった。さらにポグバも負傷交代となった。だから(2試合で)9-0という数字には興味はないんだ」などと話した。