レアル・マドリードが、フランス1部モナコの同国代表MFオーレリアン・チュアメニ(22)を獲得することで合意したと、英ガーディアン紙電子版が報じた。

カメルーンの血を引くチュアメニは、フランス代表の先輩であるポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)のようなフィジカルを持ち、カンテ(チェルシー)並みのボール奪取能力を備える守備的MF。攻撃時にボールを運ぶ縦への推進力もある。

Rマドリードの他にはリバプール、パリ・サンジェルマンが獲得に興味を示していた。リバプールのクロップ監督は電話で直接勧誘したものの加入にはいたらず。本人は最初からレアル入りを希望していたもようだ。

ガーディアン紙によると移籍金は8000万ユーロ(約108億円)+出来高の最大1億ユーロ(約135億円)。契約期間は2027年までの5年契約になるという。

仏ルーアン生まれのチュアメニはボルドーの下部組織出身で、18年にトップチームデビュー。20年1月からモナコでプレーしていた。昨季は36試合、今季は35試合に出場し、計5ゴールを挙げている。

またフランス代表では10試合で1得点を記録している。