優勝候補の一角リバプールが開幕戦で、昇格組のフラムと2-2で引き分けた。

ボール保持率こそ67%と圧倒的に上回ったが、フラムのインテンシティーの高い守備、プレスをいなすボール回しに序盤からてこずった。

そんな中、リバプールは前半32分に相手の右クロスから失点。昨季イングランド2部で断トツの43点をマークした相手FWミトロビッチにDFアレクサンダーアーノルドが背後から押さえ付けられ、その上から豪快なヘディングシュートを決められた。

前半はそのまま0-1で終了。リバプールは後半6分、今夏移籍金6750万ポンド(約112億円)でベンフィカから獲得したFWヌニェスを投入。すると同19分、サラーの右クロスをヌニェスが右足ヒールで華麗に同点ゴール。その直前にも同様の右足ヒールをGKに防がれていたが、今度はシュートの角度を変え、ゴール上を狙って同点弾を蹴り込んだ。

だがリバプールは同25分に再び失点。世界最高のDFとも言われるファンダイクがミトロビッチを倒してPKを献上。これを同FWに決められて勝ち越しを許した。

それでもリバプールは同35分、アレクサンダーアーノルドの右クロスのこぼれ球をゴール前のヌニェスがトラップ。これがサラーの目の前に転がり、サラーが左足で押し込んだ。リバプールが2度追いつき、試合はそのまま2-2で終了した。