欧州カンファレンスリーグは18日、各地で本戦出場を懸けたプレーオフ第1戦が行われ、DF菅原由勢(22)が所属するAZアルクマール(オランダ)はホームで、藤本寛也と新井瑞希のジル・ビセンテ(ポルトガル)に4-0で快勝した。けがから戦列復帰した菅原は後半終盤から今季公式戦初出場。アシストもマークした。

日本代表としても活躍が期待される右サイドバックの菅原が、復帰からわずか2分で結果を残した。3-0の後半42分に途中出場。その2分後に右サイドを味方との連係で抜け出し、ゴール前を確認しながらグラウンダーのクロスを送った。逆サイドから走り込んだDFミーズ・デウィットはワンタッチで流し込むだけだった。

昨季は開幕から公式戦47試合連続出場と主力として活躍。今年6月に活動した日本代表にも選出された。だが、左膝が万全ではなく、国際親善試合のブラジル戦などを控えたチームから途中離脱。手術に踏み切っていた。

試合後に自身のインスタグラムを更新し、「ついに、手術を終えてから試合に復帰することが出来ました。ここに戻ってくるまで僕を支えてくれた方々には感謝の気持ちしかないです。本当にありがとうございます。そして遅れた分、ここから巻き返して行きたいと思います!」と記した。

プレーオフの第2戦は25日に行われる。