バルセロナの元ガボン代表FWオーバメヤン(33)が自宅で強盗被害にあった。スペイン紙エル・パイスが29日に報じた。

オーバメヤンは28日深夜、カステルデフェルス(バルセロナ)の自宅で強盗にあったとのことだが、警察関係者によると、少なくとも4人で構成された窃盗団が侵入し、オーバメヤンを銃器や鉄の棒で脅して殴ったという。

さらに窃盗団はオーバメヤンの妻も銃器で威嚇し、金庫を無理やり開けさせ宝石をいくつか盗んだとのことだ。複数の目撃者の証言によると、窃盗団は白いアウディのA3で逃走したとのことであり、現在、オーバメヤンの妻から通報を受けた警察が犯人を調査中である。

サッカー選手がこのような被害に遭うのは今回が初めてではないが、通常は不在時に起こることが多い。過去、オーバメヤンのチームメートのジョルディ・アルバやピケなども空き巣に入られたことがある。

オーバメヤンは最近、チェルシー移籍間近との報道も出ており、バルセロナに今季残留するかどうかが不透明な状況にある。28日にホームで行われたバリャドリード戦でベンチ入りするも出番はなかった。

(高橋智行通信員)