フランス1部パリ・サンジェルマンが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)に対し、新たな契約延長オファーを出したとスペインのムンド・デポルティボ紙電子版が30日に報じた。

メッシは昨年8月、パリSGと、1年延長オプション付きの2年契約を交わした。しかし契約満了まであと1年を切る状況で、まだ延長オプションを行使していない。そのため来季去就が不透明だと見ているバルセロナのロメウ副会長が「(メッシの復帰は)金銭的に可能だ」と発言するなど、にわかに周囲は慌ただしくなっている。

そんな中、ムンド・デポルティボ紙はパリSGがメッシを引き留めるため、新たに1年の延長オプション付きの1年契約をオファー済みだと報じた。

これが実現した場合、契約期間が24年6月30日まで延長され、さらにメッシが希望した場合、最大で38歳になる25年までパリSGに所属できることになる。

またこの新契約の年俸は、メッシが現在受け取っている手取り3000万ユーロ(約42億円)とほぼ同額になるもようだ。(高橋智行通信員)