レアル・ソシエダードがチーム、選手個人ともにスペインリーグでファウル数が最多だと、クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコ電子版が11日に報じた。

スペインリーグが第8節を終了した中、Rソシエダードは145回(1試合平均18・13回)のファウルを犯し、20チーム中トップになっている。

同紙はファウルが多い理由について、前線からのハイプレスによるものと説明。積極的にボールを奪いにいくことが、今季ここまでに戦った公式戦11試合で8勝1分け2敗という好成績を収める秘訣(ひけつ)だと分析した。

Rソシエダードに続き、マジョルカが130回(1試合平均16・25回)で2番目、バレンシアとヘタフェが各122回(1試合平均15・25回)で3番目、カディスが120回(1試合平均15回)で5番目にファウル数が多いチームである。

一方、最もファウル数が少ないチームはレアル・マドリードでわずか69回(1試合平均8・63回)。

選手個人に目を向けると、ここまで5得点を挙げ、チームのリーグ得点王になっているブライス・メンデス(Rソシエダード)がファウル数25回(1試合平均3・12回)でスペインリーグトップ。

これにトレホ(ラヨ・バリェカノ)が24回(1試合平均3回)、ガビ(バルセロナ)が22回(1試合平均2・75回)、ビニシウス(Rマドリード)が20回(1試合平均2・50回)、ウーゴ・マージョ(セルタ)とサム・コスタ(アルメリア)が各19回(1試合平均2・38回)で続いている。(高橋智行通信員)