【バリャドリード(スペイン)=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が、アウェーのバリャドリード戦で鮮やかなミドルシュートを決めたがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定で幻となった。後半29分まで出場したが無得点だった。チームは後半にもVARで得点を取り消され、0-1で敗れた。暫定3位だがリーグ戦の連勝は5で止まった。

試合後の主な一問一答は次の通り。

-中2日でのアウェーゲームだったことについて

久保 「珍しくチームとしての入りが良くなかったなと思いますね。やっぱり相手のロングボールに対してバウンドさせちゃったりだとか、そういうところで普段はないようなミスがあって、1失点目なんかも僕らが普段は絶対やらないような形で失点をしてしまって、そこから相手のペースで終始試合を進められてしまって、もったいなかったなと思いますね」

-コンディションについて

久保 「個人的には全然いいと思いますよ、コンディションはめちゃくちゃいいです今」

-疲労が見えるが、チームはどんな感じか?

久保 「結局、今日負けちゃったんで、疲れているっていう風に見られてもしょうがないですけど、調子いい選手は調子いいですし、疲労は出ていると思いますけど、それを言い訳にしないみんなの姿勢はすごく僕も学ぶものがありますし、試合に出ているっていう幸せをかみしめながら、今日は負けてしまいましたけど、すぐ次に切り替えて。今度は比較的、5日ぐらい開くので、ちょっとリラックスしたりとか、オフだったりとかそういうとこもあるかもしれないので、そういうとこもしっかり有効に活用していきたいなと思います」

-けが人続出の影響について

久保 「ローテーションできないポジションも増えてきて、なんなら左サイドバックが今日は控えがいなかったですし。そういった意味でローテーションできないポジションがあるっていうのは、監督からしたら悩みの種かもしれないですけど、僕たちは試合に出られることに感謝をしてやるだけだと思っています」

-9試合ぶりの敗北について

久保 「いつかこういう日が来るのは分かっていたので、チームとしても個人としても。ここから次に強いチームはすぐに切り替えて連敗っていうのはないと思うので、次でしっかりまたシャットアウトして、勝ち星を積み重ねていきたいと思います」