南米のクラブNO・1を決めるリベルタドーレス杯・決勝がエクアドルのグアヤキルで開催され、フラメンゴ(ブラジル)が1-0でアトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)との同国対決を制した。フラメンゴの優勝は3年ぶり3度目。

フラメンゴは相手に退場者が出た直後の前半ロスタイムに“ガビゴル”ことガブリエウ・バルボサ(26)が、エベルトン・リベイロの右クロスを左足で押し込んで先制。この1点を最後まで守り切った。

ガビゴルは前回フラメンゴが優勝した19年大会決勝でもリバープレート(アルゼンチン)を相手に2ゴールを挙げてチームを2-1の逆転勝利に導いた。

フラメンゴのドリバウ・ジュニオール監督はガビゴルが優勝へのキーマンだったと明言。「彼はトップスコアラーとして19年の優勝に貢献した。今回はチームプレーヤーとして我々を優勝に導いた。19年よりもっと働いてくれたと思う」と話し、今大会ではスペースをうまく使い、FWペドロへのラストパスを供給する役割として、より多くの仕事を果たしたことを評価した。

フラメンゴは守備面ではチェルシーやアーセナルで活躍したDFダビド・ルイスを中心にアトレチコ・パラナエンセの攻撃をクリーンシート(無失点)でしのいだ。