W杯カタール大会で得点王に輝いたフランス代表のFWキリアン・エムバペ(24)が休暇返上で所属先のパリ・サンジェルマンに復帰したと、22日付のフランス紙レキップが報じた。自身がハットトリックを決めた18日のW杯決勝アルゼンチン戦敗北の72時間以内の21日朝、練習場のカンデロジュに現れたという。

同紙は「エムバペは痛めていた足首の検査をするためだけに練習場に寄ったわけではなく、24歳の誕生日の翌日、クラブとの試合再開に向けて練習に復帰するためだった」とし「このようなイベントの直後に、予想外、ありそうもないことだった」と伝えている。

ガルティエ監督らチームはW杯に参加した代表選手に敗退の日から10日間の休暇を認めているという。同僚で、優勝したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)と同様にエムバペもまた、来年1月初頭のチーム復帰を予想していた。

同紙は「エムバペはそれまで辛抱できなかったようだ。この急な復帰は2つのことが分かる。1つ目は、このパリジャンは、もっとも早く別のことに移りたがっており、彼にとって最高の方法は、仕事に打ち込むことである。2021年欧州選手権での決勝トーナメント、スイス戦での敗退後も予定よりも4日早く練習に復帰していた」と説明。「2番目はエムバペは、チャンピオンズンリーグとバロンドールといった別の目標に向かう準備がすでに整っている点だ」と続けた。

同紙によると、ガルティエ監督は22日に「たとえ最多得点者になったとしても、もっとも美しいトロフィーを持ち上げなかったことに失望した選手が、非常に早くチームと接触して、次戦に向けて準備をするのを見ることは、みんなにとって、強いサインだ。我々は彼を目にすることをとてもうれしく思っている」とコメントしていた。(松本愛香通信員)