ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)が前回王者リバプールを相手に決勝点を決めた。

1-1の後半アディショナルタイム。エストゥピニャンの左クロスをファーサイドで受けた三笘は、トラップでボールを浮かすと、空中キックフェイントで目の前の相手DFゴメスを外し、ボールが地面に落ちる前にすぐさま右足アウトサイドでゴール上へシュートを突き刺した。試合はそのまま2-1でブライトンの勝利となった。

試合後、リバプールのクロップ監督は三笘について言及した。「今日はより良いゲームができたが、セットプレーから2失点してしまった。これはどう考えても許されない」

「左サイドバックのロボ(ロバートソン)は周囲が助けたので大丈夫だったが、右サイドバックのトレント(アレクサンダーアーノルド)は周りのサポートが得られなかった」

「三笘は本当に良い選手なので、もちろん(守るのは)難しかった」

「それでも2失点とももっとうまく守れたはずだ」などと三笘をたたえた上で、失点は防げたはずとの認識を示した。