前々回覇者チェルシー(イングランド)は0-2で史上最多15度目の優勝を狙う前回王者レアル・マドリード(スペイン)に敗れ、2戦合計0-4での敗退が決まった。
それでもチェルシーは立ち上がりからRマドリードに厳しいプレスをかけ、相手GKクルトワに阻まれたものの何度も惜しいチャンスをつくった。ゴール前、ノーマークでシュートを放つチャンスのあったカンテやククレジャが1点でも得点していれば、試合の流れは大きく変わっただろう。
シュート本数は17本(枠内6本)-9本(同6本)と上回り、ボール保持率も52%とほぼ互角だった。相手の先制点は、ボールを奪えるタイミングではないのに、DFチャロバーが無理にスライディングタックルにいってかわされ、その流れで失点するという守備面のミス。それが勝敗を分けた。
ポッター前監督が成績不振で解任され、クラブのレジェンドで元監督のランパード暫定監督が就任。以来、公式戦4連敗となったが、内容的には4試合の中で最も良かったといえる。
ランパード暫定監督はこの日の試合後、「努力が足りなかったわけではない。クロスはたくさんあったし、いいポジションにいる選手もたくさんいたから、そのこと(攻撃面)で彼らを批判するつもりはない。もしどこかの時点で1点を返していれば、観客が沸き返ったことだろう」
「我々はワールドクラスの相手と戦っていたが、自分としては我々の方が良いチームだと思ったし、チャンスもたくさんつくっていた」
「自分が監督として戻ってきて以来、やろうとしていることができたのは初めて。これをシーズン残り試合でも続けていきたい」などと話して、選手たちに及第点を与えていた。

