スペインリーグのベティスが19日、スペインサッカー界の伝説的選手であり元同国代表のFWホアキン・サンチェス(41)が今季限りで引退することを発表した。

23年もの長いプロキャリアに終止符を打つことを決断したホアキンはこの日、自身のSNSを通じて感動的な動画を掲載。次のようなメッセージを発している。

「人生は常に進化していく。大切なのは全てのことに少し芸術性を持たせることだ。道は感動に満ちあふれている。夢をかなえることができた4月のあの魔法のような夜(※昨季優勝を成し遂げた国王杯)。時間がたつのは早いものだ。永遠に続くものなど存在しないと人々は言うが、それは間違っている。彼らはもしかしたら芸術を知らないのだろうか? それはインスピレーションであり、感動であり、変化だ。僕は23年にわたり自分のサッカーを芸術にし、世代を超えて記憶されるように努めてきた。クラシックからコンテンポラリーへとね。あとはスパイクを脱ぎ、自分の芸術作品を飾るだけだ。それは永遠へのウインドーだ」

ホアキンはベティスの下部組織出身で、トップチームデビューは00年9月だった。今季、プロキャリア23シーズン目を過ごし、スペインリーグ史上2番目に多い615試合(ベティス:400試合、バレンシア158試合、マラガ57試合)に出場。622試合で歴代最多記録保持者のアンドニ・スビサレッタまであと7試合に迫っているため、引退までの残り9試合のうち8試合に出場した場合、新記録を樹立する。

さらにホアキンはベティス、バレンシア、マラガ、フィオレンティーナに所属したプロキャリアの中、公式戦900試合以上を戦い、国王杯3回のタイトルを獲得。スペイン代表として51試合に出場し、ワールドカップ2大会に参加している(02年日韓大会、06年ドイツ大会)。(高橋智行通信員)