日本代表MF三笘薫(26)が30日、所属するブライトンでの公式戦全日程を終えて帰国して、都内で会見を開き、マッチアップして印象深いDFを明かした。

世界最高峰のプレミアリーグを一年間戦い、マンチェスターユナイテッドのDFワン・ビサカや、リバプールのアレクサンダー・アーノルド、ニューカッスルのトリッピアーら世界的な名手と渡り合った。「各国の代表選手とやりましたけど、『圧』っていうものは感じられないものはありましたし、そこは自分の中で吸収していきたいと思います」と力に変える思いだ。

印象深い相手DFを問われると、マンチェスターシティのカイル・ウォーカーの名前をあげた。「抜きに行けないような雰囲気があった。チャレンジする回数も少なかったですし、ステップワークが見るからに速いなってところで、チャレンジさせてもらえなかった。次、対戦する時は、もちろん(チャレンジ)したいと思いますけど、現状の中で、(ウォーカーは)仕掛けに行けない選手かなと」と印象に残っている様子だった。

三笘のドリブルはリーグの中でも警戒され、シーズン終盤は、対戦相手はDFが2枚、3枚とカバーに入ってくることも多かった。【佐藤成】