ポルトガル2部オリベイレンセFWカズ(三浦知良、56)が30日、ポルトガルでの全日程を終え羽田空港に帰国し、28日の最終節・レイションイス戦での「マン・オブ・ザ・マッチ」を断っていたことを明かした。

カズは同試合の後半19分からピッチに立ち、今季最長の30分間プレーした。チームは4-3で打ち合いを制し、カズが「マン・オブ・ザ・マッチ」に選ばれた。現地報道によると、中継するテレビ局の解説者が選ぶという。カズは「ゴール、アシスト、いいプレーをしてからいただきたかった。ゴールできなかったですからね。違うふさわしい選手がいる中で、僕自身は断ったんですけど」。だが、チームの広報から「行かないと罰金を取られる」と言われ受賞することになったことを明かし「はっきり言って、あれは嫌でした」と振り返っていた。