今季リーグ戦初先発となったセルティックのMF旗手怜央(25)が今季初ゴールとなる先制点を挙げた。
アウェーのリビングストン戦で、前半14分に自ら獲得したPKを右足で決めた。2-0の試合終了間際にはFW前田大然(25)が今季初ゴール。首位のチームは3-0で勝って開幕から5勝1分けの6戦負けなしとなった。
序盤から積極的なプレーが光った旗手は前半14分、味方の縦パスにタイミング良く抜け出したところで倒されてPK獲得。右方向へのキックはGKにコースを読まれたが、シュートの勢いが上回ってGKの脇の下をすり抜けた。旗手のゴールは昨季、5月24日のヒバーニアン戦以来。そのときもPKでのゴールだった。
チームは前半28分にGKハートが相手FWに対する危険なプレーで一発レッド。1人少なくなったものの、前線でそろって先発したFW古橋亨梧(28)と前田を中心に攻め続けた。後半3分には古橋の右からのクロスに前田が飛び込み、そのこぼれ球をMFオライリーが押し込んで追加点を挙げた。
後半16分にMF岩田智輝(26)が旗手に代わって今季リーグ戦初出場。3試合連続ゴールを狙った古橋は無得点のまま後半26分に退いた。前線からの守備で献身的な前田はフル出場し、試合終盤に左足で豪快ミドル。DF小林友希(23)はベンチ外だった。