杭州アジア大会の決勝トーナメント組み合わせが決まり、日本と韓国は決勝でしか対戦しないことになった。これを受け、韓国の各メディアには「日本を避けられた」「やりづらい日本、北朝鮮、イランは別のヤマに入った」など、日本との対戦を避けられたことで、組み合わせ結果に満足するような報道が続いた。

韓国は、3連勝でE組1位突破した。パリ・サンジェルマンMF李康仁(イ・ガンイン=22)ら欧州組やオーバーエージをフル活用し、ベストメンバーで、アジア大会3連覇を狙う。同大会金メダル獲得で、約2年間の兵役免除がかかっているだけに、選手らのモチベーションも高い。

今大会は、24歳以下のカテゴリー大会だが、日本はパリ五輪を目指す22歳以下で臨んでいる。しかも大学生8人が含まれるなど、実質「2軍」との見方が強い。それでも韓国は、日本を最大のライバルと認識しているようだ。