セビリアDFセルヒオ・ラモス(37)が「宿敵」にオウンゴールを献上し、バルセロナの開幕8試合負けなし(6勝2分け)を“アシスト”した。

レアル・マドリード時代以来、3年ぶりのバルセロナ戦にセンターバックとして先発出場。一進一退の攻防が続いた中、後半31分にバルセロナ16歳FWラミン・ヤマルがペナルティエーエリア右から頭でゴール前へ折り返したボールを右足で押し込んでしまった。

2シーズンをパリ・サンジェルマンで過ごし、今夏から古巣セビリアへ戻ったばかり。最多34試合目となる因縁のバルセロナ戦で痛恨のオウンゴールで、これが決勝点となった。

因縁はもう1つ。この失点につながるボールを入れたヤマルは、バルセロナのカンテラに所属していた7年前の2016年のクラシコの際、マスコットボーイとしてセルヒオ・ラモスと手をつないで入場していた。

この試合はベンゼマ、ロナウドのゴールでRマドリードが2-1と勝利したものの、セルヒオ・ラモスは退場処分となっていた。再びヤマルと絡んだ試合で、当時の嫌な思い出が蘇ったかもしれない。