欧州選手権予選が20日、各地で行われ、イタリアがウクライナと0-0で引き分け、本大会出場を決めた。
戦時下のウクライナの状況も鑑み、試合はドイツ・レバークーゼンのスタジアムで開催された。
C組で、両国は勝ち点14(4勝2分け2敗)で並んだが、初戦で2-1で勝ったイタリアが、大会規定により直接対決で勝ち点が上回り、2位通過した。首位通過は勝ち点20のイングランド。ウクライナはプレーオフに回る。
イタリアは主導権を握り、シュート数17-7で相手を圧倒したが、ゴール枠内シュートはわずか2本で、相手4本を下回るなど、決定力に欠いた。
前回大会優勝のイタリアは、96年イングランド大会から8大会連続で本大会出場。過去68、20年大会で優勝している。歴代多優勝はドイツ、スペインの3回。