古巣マジョルカ戦でフル出場したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)をクラブの地元紙はベストプレーヤーに選出した。

Rソシエダードは18日のスペインリーグ第25節でマジョルカとアウェーで対戦した。開始早々にアントニオ・サンチェスに先制点を許すも、久保とミケル・メリーノのゴールで2-1と逆転し、公式戦8試合ぶり、リーグ戦4試合ぶりの勝ち星を挙げた。

公式戦4試合連続で先発出場した久保は、定位置の4-3-3の右ウイングでプレーした。前半12分にスビメンディのシュートチャンスを演出した後、38分にドリブルを仕掛けてペナルティーエリア内に侵入し、GKの手を弾く強烈な左足のシュートで同点弾を記録した。

久保にとって公式戦8試合、リーグ戦4試合ぶりのゴール。チームにとってはクラブ史上のワースト記録の公式戦5試合連続無得点の悪い流れを断ち切る殊勲の得点となった。

久保は公式戦4試合連続でフル出場し、試合後、今季のスペインリーグ通算8度目のマッチMVPに輝いた。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはマジョルカ戦のベストプレーヤーにチームの先制点を記録した久保を挙げ、「悲劇的な得点力不足を解消する役割を果たすのは彼でなければならなかった。チームで最も違いを生み出す選手が(アジアカップから)復帰したにもかかわらず、ゴールが全く生まれなかったことは注目を集めていた。久保は何度か決定機を演出し、最初のプレーではスビメンディのシュートチャンスをお膳立て。そして美しいプレーで素晴らしいゴールを決めた。あと少しでドブレテ(1試合2得点)を記録するところだった」と評し、チームトップタイの7点(最高10点)をつけた。

決勝点を決めたミケル・メリーノが久保と並ぶ7点。続いてトラオレ、スベルディア、ル・ノルマン、ハビ・ガランが6点、レミーロ、スビメンディ、ブライス・メンデスが5点。そしてサディクとザハリャンがチーム最低の3点、途中出場のバレネチェア、パチェコ、アンドレ・シウバ、トゥリエンテスは採点なしとなった。

久保の今季ここまでのスペインリーグ成績は、20試合(先発18試合)、1597分出場、7得点3アシスト。Rソシエダードは25試合を戦い、10勝10分け5敗の勝ち点40で6位に浮上している。23日にはホームで行われるスペインリーグ第26節でビリャレアルと対戦する。(高橋智行通信員)