【マドリード=高橋智行通信員】最多14度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)はホームでライプチヒ(ドイツ)と1-1で引き分けた。2戦合計2-1で、苦しみながらも4季連続のベスト8進出を決めた。

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この日がクラブ創設122周年のRマドリードは、先週末のバレンシア戦で引き分けたものの、公式戦ここ9試合負けなし、リーグ戦首位と好調を維持し、バルベルデ、ベリンガム、ビニシウスを前線に配す4-3-3で戦った。

ライプチヒは先週末、ブンデスリーガでボーフムに勝利するも、欧州CL出場権外の5位。今年に入ってから公式戦9試合を戦うも、3勝1分け5敗と負け越している中、4-4-2の布陣で戦った。

Rマドリードは第1戦を制していたため立ち上がりから消極的にプレーした。そんな中、12分に最初の決定機をつかみ、チュアメニのクロスをビニシウスが肩で合わせるも枠に飛ばせなかった。

一方、ライプチヒは素早いカウンターを仕掛けて、RマドリードDFの背後を突いていき、オペンダが12分と13分にゴールを狙うも枠を捉えられなかった。

それ以降、Rマドリードが攻めに行かないことで足踏み状態が続き、ホームのサポーターからブーイングが飛び始める。

そしてライプチヒは前半終了間際、41分にシャビ・シモンズが両チーム合わせて最初の枠内シュートを放つが、GKにファインセーブされた。

両チームともにほとんど決定機のないまま前半が終了したが、Rマドリードの選手たちはロッカールームに戻る際、消極的な戦いぶりにいら立ちを覚えたサンティアゴ・ベルナベウのサポーターから大ブーイングを浴びていた。

後半からRマドリードは前半の悪い流れを断ち切るため、ハーフタイムにカマビンガを下げてロドリゴを投入するも、後半開始後のシナリオは大きく変わらなかった。

立ち上がりもライプチヒが前半の勢いを生かして攻めるが決定機に至らない。一方、1点リードを守るため保守的にプレーしていたRマドリードは徐々に調子を上げていき、18分にロドリゴがやや角度のないところからシュートを打つが、GKの好手に阻まれた。

続く20分、Rマドリードは狙い通りともいうべき攻撃からゴールを記録する。クロースが自陣でパスカットした後、ベリンガムがカウンターを仕掛けてゴール前にスルーパス。これをビニシウスが冷静にダイレクトで合わせ、待望の先制点をチームにもたらせた。

しかしこのままでは終わらない。ライプチヒは失点に気落ちすることなくすぐさま反撃し、23分に右サイドのクロスをオルバンがナチョに競り勝ちながら頭で合わせ、すぐさま同点にした。

それ以降、守りに入ったRマドリード相手にライプチヒが猛攻を仕掛けるが、オペンダやダニ・オルモがシュートを打つが精度を欠き、へリンクスのシュートはGK正面。さらに終了間際にダニ・オルモのループシュートが惜しくもゴール上を越えていった。

Rマドリードはライプチヒの半分の9本しかシュートを打てずに最後まで苦しんだものの、1-1で引き分け、2試合合計2-1で準々決勝進出を決定した。