欧州チャンピオンズリーグ(CL)は17日、準々決勝第2戦の2試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)とレアル・マドリード(スペイン)が準決勝進出を決め、4強が出そろった。

Bミュンヘンはホームでアーセナル(イングランド)を1-0で下し、2戦合計3-2で4季ぶりのベスト4進出。大会最多14度の優勝を誇るRマドリードは敵地で前回王者マンチェスター・シティー(イングランド)と対戦し、1-1で2戦合計4-4となって延長でも決着せず、PK戦を4-3で制して4季連続で準決勝に進んだ。

準決勝の組み合わせはBミュンヘン-Rマドリード、ドルトムント(ドイツ)-パリ・サンジェルマン(フランス)となった。

欧州リーグ(EL)に参戦中のリバプールを含め、上位3チームが緊張感のある優勝争いを続けるイングランド勢はCLで敗退。4強入りが1チームもないのは4季ぶりとなった。

一方、レーバークーゼンがリーグ優勝を決めたドイツは、BミュンヘンとドルトムントがCLで4強入り。2チームが準決勝進出はBミュンヘンが優勝した19-20年以来4季ぶり3度目となった。

欧州4大リーグの4強入り延べチーム数は、スペインが最多37チームとなり、イングランドが29チームのまま。ドイツが20チーム目で、18チームで並んでいたイタリアを上回った。