【マドリード=高橋智行通信員】レアル・マドリードがホームでバルセロナとのエル・クラシコ(伝統の一戦)に3-2と勝利した。

追加タイムの後半46分、イングランド代表MFジュード・ベリンガム(20)が劇的な決勝点。残り6試合で宿敵に勝ち点11差をつけ、2季ぶりの優勝に大きく前進した。

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バルセロナはシャビ監督が審判批判を繰り返した。前半28分にCKからヤマルが合わせたシュートはゴールラインを割ったかと思われ

たが、VARでノーゴールと判定された。しかも映像では、ボールが相手GKルニンの体に隠れ確認できないものだっただけに収まりがつかない。「レフェリングはコントロールできない。皆が目撃した、今日の試合はフェアではなかった。完全にアンフェアだ」。試合後には、ゴールラインテクノロジーの導入を訴える声に同調。「リーガは大金の使いどころを間違っている」と訴えた。