レアル・ソシエダードFWオヤルサバル(28)がスペイン代表でセンターフォワードの座を確固たるものにしたとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が5日に報じた。
デラフエンテ監督にとって絶対的な存在になりつつあるオヤルサバルは、ここ4試合続けてセンターフォワードとして起用されている。
3月の欧州ネーションズリーグ準々決勝第2戦オランダ戦で2ゴールを決める活躍を見せると、6月の決勝ポルトガル戦でも得点を記録した。
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そして、4日に行われたワールドカップ(W杯)欧州予選の初戦ブルガリア戦では、メンバー入りしていたモラタ、フェラン・トーレスなどを押しのけ、再びセンターフォワードとして先発出場。
前半5分にペナルティーエリア内でスビメンディのスルーパスを鮮やかなトラップで受けて先制点を記録し、3-0の快勝を収めたチームに大きく貢献した。
スペイン代表のデラフエンテ監督はU-21やオリンピック代表監督時代からオヤルサバルのことを知っており、チームのキープレーヤーと考えてきた。プレーできる状態にある時はほぼ必ず招集されている。
オヤルサバルはこれまで、デラフエンテ監督の期待に見事応えてきたが、中でも象徴的なシーンは昨夏の欧州選手権決勝イングランド戦だろう。
それまでウイングとして起用されていたが、1-1で迎えた後半途中にセンターフォワードとして投入されると、終了間際にククレジャのグラウンダーのクロスをゴール前で合わせて決勝点を奪い、スペイン代表を大会史上最多4度目の優勝に導いた。
オヤルサバルはブルガリア戦後のインタビューで、これまで主にウイングとして起用されていたにもかかわらず、現在センターフォワードとして活躍していることについて次のように話した。
「幼い頃やもっと若かった頃はセンターフォワードとしてプレーしなければならない時があった。確かに機会は少なかったが、小さい頃からポジションを変え、試合ごとに監督の要求に応えられるように準備してきたんだ。今もそれを続けている。ピッチに立つことが求められれば、たとえどんなポジションであっても、毎試合チームに貢献しようと努めているよ。ベンチスタートや出場できない日も、すべてがうまくいくようにできる限り貢献しようとしている」
オヤルサバルは直近4試合で4得点と好調ぶりをアピールし、センターフォワードのレギュラーとしてW杯出場に大きく前進している。(高橋智行通信員)

